2004/06/09 更新


小泉 大臣、御無沙汰しています。
 
亀井 こちらこそ。それにしても小泉さんは大変重い決断をされましたね。国政に挑戦されるという・・・・・。
 
小泉 はい。二一世紀は真の「地方の時代」にしなければならないと思っています。
「地方の時代」と言われて久しいのですが、現実には全く進んでいません。

川崎市議会議員を五期務め、議長も経験し、全国市議会議長会会長も務めた者として、
本当の地方自治を知る者として国政への挑戦を決意しました。
 
亀井 ご承知のように私は今、農林水産大臣としてわが国農政の陣頭に立っています。
農政について何かご意見があれば是非承ります。
 
小泉 先日、神奈川県内の農協を全て歩かせてもらいました。その際多くの方々と意見交換する機会を得たのですが、 その中で大変多かったのが、後継者の育成でした。

神奈川というところは都市である一方、先進的な農業県でもあります。
後継者がいなくて、農業をやめてしまうというのでは全くもったいない。
後継者対策が急務だと思います。
 
亀井 その通りです。神奈川では非常に品質の高いものを沢山作っています。小泉総理の地元では
大根やかぼちゃ、小泉さんの地元川崎では梨や園芸農業がさかんですね。
私の地元でも、園芸農業はもちろん盛んですし、酪農なども盛んです。

これらの農家の皆さんが日々営農に励んでいるからこそ、 私たち国民の食卓には美味しくて安全な物が並ぶわけです。これらの担い手の確保に困るというのは本当に頭の痛い問題です。
 
小泉 大臣は食の安心・安全の確保に随分と奮闘されてきましたね。
 
亀井 これには本当に苦労しています。昨年秋のコイヘルペスに始まり、十二月に米国牛のBSE問題、
年が明けて鳥インフルエンザと息つく間もなく問題が出来し、これにメキシコとのFTA(自由貿易)交渉が重なり、かなりの高密度で仕事をこなしてきました。

幸いにも鳥インフルエンザに関しては、あれだけ世間を騒がせましたが、何とか抑え込みました。
農水省のスタッフも皆よくやってくれたと思います。
 
小泉 私は今回の挑戦にあたり、七つの約束を掲げました。
一つめに「世界一安全な国・ニッポンの実現」、
二つめに「安心できる福祉社会と教育改革の実現」、三つめに「活力ある日本経済の再生」、
四つめに「国際平和と国益に沿った日本外交の確立」、五つめに「環境保全と農林水産業の振興」、
六つめに「人間力を高める教育の実現」、七つめに「次世代の責任を持つ政治の確立」です。

特に五つめに環境保全と農林水産業の振興を並べて訴えているのは、両者が切っても切れない関係に
あると思うからです。神奈川は丹沢の山塊に抱かれた土地で、特に大臣の選挙区は厚木から津久井四町に
到るまで大変緑の深い地域です。次世代に引き継いでいかなければならない大変な財産です。
 
亀井 おっしゃる通りです。神奈川の山々の木々はCO2の吸収源としてとても大切な財産だし、
また県民の水ガメとしての役割をこの地域は担っているわけですから、私たち政治家が、
環境保全に心を砕いていかなければならないのは当然のことです。

一方で開発もある程度は考えていかなければなりません。
あくまで双方のバランスをとってということではありますが・・・・・。
 
小泉 それはどういうことでしょう。
 
亀井 地域住民の利便性の向上もはかっていかなければならないということです。
私は初当選以来、県央地区の交通アクセスの改善を強く訴えてきました。
厚木や相模原の交通渋滞はひどいものです。

経済的損失は相当なものになるのではないでしょうか。幸いにも長年の努力の甲斐あってか、着々と整備が進んでいます。
県央道、第二東名、246バイパス、津久井広域道路、これらが共用開始されれば既存の東名や幹線道路と有機的に結びついて地域の利便性は飛躍的に向上するでしょう。
 
小泉 そうですね。物流が大いに改善されるでしょうね。
そうすれば地域の活性化にも弾みがつくのは間違いありません。

亀井大臣には本日は本当に貴重な話を伺いました。
必ずや私も国政に参画し、及ばずながら、神奈川県の発展はもとより、日本の繁栄と豊かで活力溢れる国民生活の向上や、世界平和と人類の幸福を実現するため、全身全霊で尽くしたいと思います。
 
亀井 こちらこそ、ありがとうございました。共に頑張ってまいりましょう。
   
かめい善之氏のホームページはこちら
http://www.y-kamei.com/